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こんにちはキャリーライフ中川です。

2043年には、空き家率が25.3%

達する見通しが示されています。


今の空き家率は13.8%。

全国の空き家は900万2千戸(過去最多)

この数字を見ると、空き家は遠い地域の問題ではなく、


親の家、自分の家、相続する家の

問題として考える必要があります。

実家は資産なのか。


それとも、将来の負担になるのか。

その答えは、家そのものだけでは決まりません。


大切なのは、早めに確認し、家族で考えているかどうかです。

【目次】
1- 実家は自動的に資産になるわけではない
2- 空き家になる前に負担は始まる
3- 資産になる家と負担になる家の違い
4- まず家族で確認したいこと

昔は、家や土地を持っていることが

安心につながる時代でした。

・土地がある
・家がある
・いざとなれば売れる

そう考えていた家庭も多いと思います。

これからは少し見方を変える必要があります。

財務省資料では、

住宅ストック数は約6,505万戸、

総世帯数は約5,622万世帯とされ、

住宅数が世帯数を約16%上回っています。

すでに家の数は世帯数より多い状態です。

家が足りない時代ではなく、


家をどう使うか、どう残すか、

どう手放すかを考える時代に入っています。

実家も同じです。

持っているだけで資産になるとは限りません。


使える状態か。
管理できるか。
買いたい人、借りたい人がいるか。

そこまで見て、初めて資産として考えられます。

実家の負担は、空き家になってから

急に始まるわけではありません。

・親が高齢になる
・庭の手入れが難しくなる
・雨漏りや設備の故障が増える
・固定資産税や火災保険だけが続く
・子どもが遠方で管理できない

この段階で、すでに負担は始まっています。

総務省の調査では、

賃貸用・売却用・二次的住宅を除く

空き家は385万戸あります。

使い道がはっきりしにくい空き家が

増えているということです。

問題は、家が古いことだけではありません。

誰が管理するのか。
誰が費用を負担するのか。
将来どうするのか。

この話が決まらないまま時間が過ぎることです。

実家の問題は、建物の老朽化だけでなく、

家族の未整理から始まります。

同じ築40年の家でも、

資産として残る家と、負担になりやすい家があります。

違いは、築年数だけではありません。

・定期的に修繕されている
・雨漏りやシロアリを放置していない
・室内の荷物が整理されている
・相続人が把握されている
・親子で将来の方針を話している

こうした家は、古くても次の選択肢が残りやすくなります。

反対に、10年近く放置された家は、

売るにも貸すにも費用がかかります。

・片付け費用
・修繕費用
・解体費用
・境界や名義の確認
・相続人同士の話し合い

最初は小さな問題でも、時間が経つほど重くなります。

家の価値は、土地や建物だけでなく、


「すぐ次の判断に進める状態か」でも変わります。

実家を資産にできるか、負担にしてしまうか。

最初から結論を出す必要はありません。

1つ目は、家の状態。
屋根、外壁、水回り、床下、雨漏り、庭の管理です。

2つ目は、お金。
固定資産税、火災保険、修繕費、片付け費、解体費の目安です。

3つ目は、家族の気持ち。
親はどうしたいのか。
子どもは住む可能性があるのか。
売ることに抵抗があるのか。

4つ目は、地域の需要。
売れる地域か。
貸せる地域か。
管理して残す意味がある地域か。

この4つを確認するだけでも、実家の見え方は変わります。

「とりあえず残す」ではなく、
「残すならどう整えるか」
「手放すならいつ考えるか」という話に進めます。

実家は、必ずしも資産になるわけではありません。

早めに確認し、家族で話し、管理や出口を考えることで、

負担になる前に選択肢を残すことはできます。

空き家が4分の1に近づく時代に大切なのは、


「家があるから安心」ではなく、


「その家をどうするか考えているか」です。

親の家は、思い出の場所でもあります。


だからこそ、感情だけでも、

損得だけでも判断しにくいものです。

まずは、家の状態、お金、家族の気持ち、

地域の需要を確認すること。

実家を負担にしない第一歩は、


家が空いてからではなく、


まだ家族で話せるうちに始まります。

つづく