こんにちはキャリーライフ中川です。
もらって終わりではない、家族の整理
相続というと、
財産を受け取る話だと思われがちです。
・預貯金
・家
・土地
・保険
・株式
・車
・家財
相続には、財産を引き継ぐ面があります。
受け取って終わりではありません。
相続した家をどうするのか。
土地を持ち続けるのか。
お墓や仏壇を誰が見るのか。
荷物をどう片付けるのか。
兄弟姉妹でどう分担するのか。
相続じまいとは、財産を受け取った後に、
家族が困らない形へ整理していくことです。

【目次】
1- 相続は終わりではなく始まり
2- 家や土地は判断が必要になる
3- 手続きより大変なのは整理
4- 早めに確認したい5つのこと
1- 相続は終わりではなく始まり
相続は、手続きをすれば終わると思われがちです。
実際には、そこから始まることも多くあります。
名義変更。
家の管理。
固定資産税の支払い。
荷物の片付け。
お墓や仏壇の扱い。
親族との話し合い。
特に家や土地がある場合、
相続後に判断することが増えます。
誰かが住むのか。
売るのか。
貸すのか。
解体するのか。
しばらく管理するのか。
預貯金のように分けやすい財産と違い、
不動産は簡単に分けられません。
相続は「もらったら終わり」ではなく、
「受け取ったものをどう整理するか」
まで考える必要があります。
2- 家や土地は判断が必要になる
相続で特に重くなりやすいのが、家と土地です。
親が住んでいた実家。
使っていない土地。
古い建物。
遠方にある不動産。
境界が分かりにくい土地。
持っているだけで費用と管理が発生します。
固定資産税。
火災保険。
草刈り。
建物の修繕。
近隣対応。
防犯管理。
使っていなくても、責任は残ります。
本人にとっては、親から引き継いだ大切な財産です。
家族にとっては、思い出のある場所でもあります。
一方で、社会的には空き家や
所有者不明土地を増やさないことも求められています。
相続した家や土地は、
感情・管理・社会課題が重なるものです。
何となく持ち続けるのではなく、
出口を考えることが大切です。
3- 手続きより大変なのは整理
相続では、登記や金融機関の手続きが大変だと思われます。
家族が悩みやすいのは、手続きの後です。
・実家の荷物を誰が片付けるのか
・仏壇はどうするのか
・お墓は誰が見るのか
・兄弟姉妹で費用をどう分けるのか
・売却するなら誰が窓口になるのか
整理には、時間も気持ちも必要です。
相続後は、悲しみや疲れが残っている時期でもあります。
その中で一気に判断しようとすると、
家族の負担は大きくなります。
相続じまいは、手続きだけを見るのではなく、
暮らしの整理として考える必要があります。
何を残すか。
何を手放すか。
誰が管理するか。
どこに相談するか。
この整理ができると、
相続後の負担はかなり変わります。
4- 早めに確認したい5つのこと
相続じまいで大切なのは、
相続が起きてから慌てないことです。
1つ目は、家と土地の名義です。
誰の名義になっているかを確認しておくだけで、
後の手続きが進めやすくなります。
2つ目は、重要書類の場所です。
登記関係、保険、年金、通帳、
固定資産税通知書などです。
3つ目は、家や土地の使い道です。
住む、売る、貸す、管理する、解体するなど、
可能性だけでも整理します。
4つ目は、お墓や仏壇のことです。
相続と一緒に出てくることが多いテーマです。
5つ目は、家族の役割です。
誰が窓口になるのか、誰が費用を確認するのか、
誰が専門家へ相談するのか。
この5つを確認しておくだけでも、相続後の混乱は減ります。
相続には、財産だけでなく、
暮らしと気持ちの整理がついてきます。
まずは、何があるのか。
誰の名義なのか。
どこに書類があるのか。
家や土地をどう扱う可能性があるのか。
この確認からで十分です。
相続は、もらって終わりではありません。
家族のこれからを困らせないために、
受け取ったものの出口を考えること。
それが、相続じまいの第一歩です。
つづく