こんにちはキャリーライフ中川です。
自分の家を、最後までどう使うか
実家じまいは、親の家の話です。
では、自分の家はどうでしょうか。
今はまだ元気に暮らしている。
住宅ローンも終わりが見えてきた。
子どもは独立した。
夫婦2人、または1人暮らしになった。
今の家をこの先どうするかを考えるタイミングが来ます。
・住み続けるのか
・住み替えるのか
・子どもに残すのか
・売却して老後資金にするのか
・施設入居時にどうするのか
家じまいは、家を手放す話だけではありません。
自分の住まいを、最後までどう使うかを考えることです。

【目次】
1- 家じまいは高齢になってからでは遅い
2- 住み続ける家にも準備がいる
3- 子どもに残す家か、負担になる家か
4- 家じまいは人生の出口設計
1- 家じまいは高齢になってからでは遅い
家じまいというと、かなり先の話と思います。
家の判断は年齢を重ねてから急に始めると大変です。
体力が落ちる。
判断する気力がなくなる。
大きな片付けができなくなる。
修繕や売却の手続きが負担になる。
子どもに相談するタイミングを逃す。
自分の家なのに、自分で決めにくくなります。
特に一戸建ての場合、
庭、階段、屋根、外壁、水回り、荷物の量など、
年齢とともに負担になる部分が増えていきます。
今は問題なくても、10年後、20年後も
同じように暮らせるとは限りません。
家じまいは、家をすぐ手放す話ではありません。
今の家をこの先どう使うかを、
元気なうちに考えておくことです。
2- 住み続ける家にも準備がいる
「この家に最後まで住みたい」
そう考える人は多いと思います。
住み慣れた場所。
近所づきあい。
思い出のある部屋。
自分らしい暮らし。
今の家に住み続けることは、
とても大切な選択肢です。
住み続けるなら準備が必要です。
階段は負担にならないか。
浴室やトイレは安全か。
寝室は1階にできるか。
庭や外回りの管理は続けられるか。
将来、介護サービスが入りやすい間取りか。
修繕費をどこまで準備できるか。
住み続けるという選択は、
何もしないことではありません。
長く住むためには、
早めの修繕や暮らし方の見直しが必要です。
家を残すなら、家を整える。
住み続けるなら、住み続けられる状態にする。
家じまいの第一歩です。
3- 子どもに残す家か、負担になる家か
自分の家は、将来子どもに関係します。
・子どもが住むのか
・売却するのか
・相続して管理するのか
・片付けや解体をするのか
親の世代は、
「家があれば子どものためになる」
と考えることがあります。
必ずしもそうとは限りません。
子どもがすでに家を持っている。
遠方に住んでいる。
地元に戻る予定がない。
実家を管理する時間がない。
この場合、家は資産ではなく
負担になる可能性もあります。
子どもがその家をどう受け止めるかを確認しておくことです。
「将来この家をどうしたいと思っているか」
「住む可能性はあるか」
「売却してもよいか」
「片付けや管理で困ることはないか」
この会話をしておくだけでも、
子どもの負担は変わります。
4- 家じまいは人生の出口設計
この家でどこまで暮らすのか。
どのタイミングで住み替えるのか。
施設入居になった時、家をどうするのか。
子どもに何を残すのか。
家の中の物をどう整理していくのか。
これは、住まいを通じた人生の出口設計です。
たとえば、
60代で考える家じまいと、
80代で考える家じまいでは、選択肢が違います。
60代なら、住み替え、リフォーム、売却、
賃貸活用、二地域居住なども考えやすいです。
80代になってからでは、
体力や判断力の面で、選択肢が限られることがあります。
家じまいは「最後の最後」に考える話ではありません。
これからの暮らしをどうしたいかを、早めに考える話です。
家じまいは、家を捨てる話ではありません。
自分の家を、最後までどう使うか。
住み続けるのか。
住み替えるのか。
子どもに残すのか。
売却するのか。
施設入居時にどうするのか。
その選択肢を早めに整理することです。
今の家は、今の暮らしに合っているか。
10年後も安全に暮らせるか。
子どもにとって負担にならないか。
修繕や片付けをいつ始めるか。
この確認をしておくだけで、将来の不安は軽くなります。
つづく