こんにちはキャリーライフ中川です。
お墓をなくす話ではなく、家族が困らない供養の準備
墓じまいという言葉を聞く機会が増えました。
・お墓が遠方にある
・継ぐ人がいない
・子どもに負担をかけたくない
・管理や費用が気になる
こうした理由から、
今のお墓をどうするか考える家庭が増えています。
墓じまいは単にお墓をなくす話ではありません。
家族の供養の形を、今の暮らしに合わせて見直すことです。

【目次】
1- 墓じまいを考える人が増えた理由
2- 遠方のお墓は負担になりやすい
3- 費用と手続きが分かりにくい
4- 家族で早めに話しておきたいこと
1- 墓じまいを考える人が増えた理由
墓じまいを検討した理由として、
「お墓が遠方にある」が52.0%
「継承者がいない」が44.1%
墓じまいは特別な家庭だけの話ではないと分かります。
昔は、地元に家族が残り、お墓を引き継ぐことが自然でした。
今は、子どもが都市部や遠方で暮らすことも多くなっています。
親の世代は地元にいても、
子世代は仕事や家庭の都合で戻れない。
その結果、
「誰がお墓を守るのか」
「いつ墓参りに行けるのか」
「将来、子どもに負担を残すのではないか」
という不安が出てきます。
今の家族の形に合わせて、供養を続ける方法を考える話です。
2- 遠方のお墓は負担になりやすい
お墓が遠方にあると、墓参りは簡単ではありません。
・車で数時間かかる
・新幹線や飛行機を使う
・高齢になって移動が難しくなる
・子ども世代は仕事や子育てで時間が取れない
若いうちは何とか行けても、
年齢を重ねると負担は大きくなります。
お墓の管理には、墓参りだけでなく、
掃除、草取り、管理料、親族との調整もあります。
年に1回行ければよい方。
数年行けていない。
誰が管理しているのか曖昧になっている。
こうした状態になると、お墓は心のよりどころである
一方、家族にとって気がかりな存在にもなります。
遠方のお墓をどうするかは、
親が元気なうちに話した方がよいテーマです。
「まだ大丈夫」と思っている間に、
移動も判断も難しくなることがあります。
3- 費用と手続きが分かりにくい
墓じまいが難しい理由のひとつは、
費用と手続きが分かりにくいことです。
墓じまいで大変だったこととして、
「遺骨の引っ越し・改葬先選び」が38.8%、
「解体業者選び」が32.3%、
「役所の手続き」が23.8%
墓じまいはお墓を片付けるだけでは終わりません。
・遺骨をどこへ移すのか
・永代供養にするのか
・納骨堂にするのか
・散骨や手元供養を考えるのか
・親族にどう説明するのか
・役所でどんな手続きが必要なのか
確認することが多くあります。
費用も一律ではありません。
お墓の場所、墓石の大きさ、
改葬先、供養の方法によって変わります。
いきなり決めるのではなく、
まず情報を集めることが大切です。
4- 家族で早めに話しておきたいこと
墓じまいで一番大切なのは、家族の気持ちです。
お墓には、亡くなった人への想いがあります。
親族の考え方もあります。
地域や家の歴史もあります。
費用や手続きだけで進めると、
後から親族間で気持ちのずれが出ることがあります。
・今のお墓を誰が管理しているのか
・将来、誰が引き継ぐのか
・子ども世代は管理できるのか
・親はどんな供養の形を望んでいるのか
・墓じまいをするなら、遺骨をどこへ移すのか
まずは、
「このお墓を将来どうするか」
を家族で話題にすることです。
お墓の話は、亡くなった後に始めるより、
元気なうちに話した方が気持ちも整理しやすくなります。
まずは、今のお墓の場所、管理者、費用、親族の考え、
将来の継承者を確認することです。
供養の形は、家庭ごとに違います。
家族が困らないように、早めに話しておくことが大切です。
つづく