こんにちはキャリーライフ中川です。
スマホの中にも、家族が困るものがある
昔の相続や片付けは、
通帳、印鑑、権利証、保険証券など、
紙の書類を探すことが中心でした。
今は、スマホやパソコンの中にも大切な情報があります。
・ネット銀行
・証券口座
・保険のマイページ
・写真や動画
・サブスク契約
・メール
・SNS
・ポイントや電子マネー
日常の便利な道具です。
一方で、家族にとっては、
いざという時に分からないものになりやすい情報です。
デジタルじまいとは、
スマホやネット上の情報をすべて消すことではありません。
必要な情報を、家族が困らない形で整理しておくことです。

【目次】
1- デジタル情報は見えにくい
2- 本人にとっては便利な暮らしの一部
3- 家族にとっては探しにくい財産や契約
4- まず整理したい5つのこと
1- デジタル情報は見えにくい
実家の片付けなら、
物の多さは目で見れば分かります。
通帳や保険証券も、
書類として残っていれば探すことができます。
しかし、デジタル情報は見えにくいものです。
・ネット銀行の口座
・ネット証券の残高。
・スマホ決済
・クラウド上の写
・有料アプリ
・動画や音楽のサブスク
・ネット通販の定期購入
本人が使っている間は問題ありません。
入院や認知症、相続が起きた時に、
家族が存在を知らなければ手続きが止まります。
たとえば月500円のサブスクでも、
5つあれば月2,500円。1年で3万円です。
大きな金額ではないように見えても、
使っていない契約が残り続ければ、
家族の負担になります。
デジタルじまいは、見えない契約や
情報を見えるようにする作業です。
2- 本人にとっては便利な暮らしの一部
デジタル情報は、本人にとっては大切な暮らしの一部です。
スマホで写真を見る。
ネットで買い物をする。
銀行残高を確認する。
家族とLINEで連絡する。
動画や音楽を楽しむ。
デジタルじまいは
「高齢になったら使わない方がいい」
という話ではありません。
便利なものは使ってよいのです。
ただし、本人だけしか分からない状態にしておくと、
いざという時に困ります。
どのサービスを使っているのか。
どこに大切な写真があるのか。
ネット銀行や証券口座はあるのか。
毎月引き落とされている契約は何か。
この情報を最低限整理しておくことで、
本人も家族も安心できます。
便利さをやめるのではなく、
困らない形で使い続けることが大切です。
3- 家族にとっては探しにくい財産や契約
家族にとって、デジタル情報はとても探しにくいものです。
・紙の通帳がない
・郵便物が届かない
・スマホのロックが分からない
・メールにしか通知が来ない
・契約先が分からない
この状態では、何があるのか確認できません。
特に注意したいのは、お金に関わるものです。
・ネット銀行
・ネット証券
・暗号資産
・電子マネー
・ポイント
・保険や投資のマイページ
家族が知らなければ気づかないままになる可能性が大。
写真や動画も大切です。
家族旅行の写真。
孫の写真。
亡くなった人との思い出。
家や暮らしの記録。
スマホの中には、財産とは違う意味で
大切なものも入っています。
デジタルじまいは、お金の整理だけでなく、
思い出を守る整理でもあります。
4- まず整理したい5つのこと
デジタルじまいは、完璧にやろうとすると大変です。
まずは5つだけ整理すると進めやすくなります。
1つ目は、
スマホやパソコンのロック解除方法をどう扱うかです。
そのままメモに書いて置くのは危険ですが、
いざという時に誰が確認できるかは考えておきたいところです。
2つ目は、
金融関係です。
ネット銀行、証券口座、保険、
電子マネーなどを一覧にします。金
額まで細かく書かなくても、
存在が分かるだけで違います。
3つ目は、
毎月の契約です。
動画配信、音楽、アプリ、クラウド、通販定期便など、
継続課金されているものを確認します。
4つ目は、
写真や動画です。
残したい写真はどこにあるのか、
家族に共有したいものはあるのかを整理します。
5つ目は、
連絡先です。
メール、LINE、SNS、仕事関係、親しい人など、
必要な連絡先を確認しておきます。
全部を家族に見せる必要はありません。
大切なのは、本人のプライバシーを守りながら、
家族が本当に困る部分だけ整理しておくことです。
デジタル情報は、見えないからこそ後回しになりやすいものです。
見えないものほど、
整理しておくと家族の安心につながります。
デジタルじまいは、終わらせる整理ではありません。
大切な情報と思い出を、
次に困らない形で残すための整理です。
つづく