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こんにちはキャリーライフ中川です。

人口減少が進むと、

影響は家や土地だけに出るわけではありません。

毎日の暮らしを支える、


交通病院にも変化が出てきます。

バスが減る。
タクシーがつかまりにくい。
病院まで遠く感じる。
通院に家族の送迎が必要になる。

これは、遠い将来の話ではありません。

国も「交通空白」という言葉を使い、

地域の移動手段をどう確保するかを大きな課題として扱い始めています。

【目次】
1- 交通は当たり前ではなくなる
2- 交通空白は全国の課題
3- 病院の数も変化している
4- 行けることが暮らしを支える

人口が多かった時代は、

バスや鉄道も一定の利用者が見込めました。

通勤する人。
通学する人。
通院する人。
買い物に行く人。

人が動くことで、交通は成り立っていました。

人口減少と高齢化が進むと、利用者は減ります。


さらに、運転手不足も重なり、

地域の交通を維持することが難しくなっています。

国土交通省も、今後の生産年齢人口の減少や高齢化を踏まえ、

交通空白の解消には息の長い対応が必要になるとしています。

若い時は、車があるから困らないかもしれません。

でも、70代、80代になり、

運転を控えるようになると、

交通の少なさは一気に暮らしの問題になります。

移動できることは、暮らしの土台です。

交通空白とは、

単にバス停や駅が遠い場所だけを指すわけではありません。

国土交通省の資料では、

鉄道駅から500メートル圏内でも列車本数が少なく、

病院や学校へ行く生活の足として使いにくい場合や、

バス停が近くても坂道が多く高齢者が移動しにくい場合も、

交通空白の例として示されています。

つまり、距離だけの問題ではありません。

行きたい時間に行けない。
帰りたい時間に帰れない。
タクシーを呼んでも来ない。
予約が前日まで必要で使いにくい。

こうした状態も、暮らしにとっては大きな不便です。

何らかの対応が必要とされる交通空白は全国で2,057地区

関係人口は1,407万7千人

面積は9万4,212平方キロメートル

交通空白は一部の山間部だけの話ではないことが分かります。

交通と同じくらい、暮らしに直結するのが病院です。

高齢になるほど、病院との距離は大きな意味を持ちます。

月1回の定期通院。
薬の受け取り。
検査。
急な体調不良。
入院や退院後の通院。

こうしたことが増えるからです。

厚生労働省の令和6年医療施設調査では、

病院数は8,060施設(前年より62施設減少)

一般診療所は105,207施設(前年より313施設増加)

入院機能を持つ有床診療所は5,415施設(前年より226施設減少)

無床診療所は増えている一方で、

病床を持つ医療機関は減っている面があります。

地域によっては、近くの病院が統合される。
入院できる施設が遠くなる。
専門的な診療は別の地域へ行く。
通院に時間がかかる。

こうした変化が起こる可能性があります。

これから大切になるのは、

近くに何があるかだけではありません。

そこへ行けるかどうかです。

病院があっても、通えなければ不安です。


バス路線があっても、1日数本では使いにくいことがあります。


タクシーがあっても、毎回使うには費用が気になることもあります。

本人にとっては、通院や外出の自由。
家族にとっては、送迎や見守りの負担。
地域にとっては、交通と医療をどう支えるかという課題です。

人口が減る時代には、「近くにある」
だけでなく、「無理なく行ける」
ことが大切になります。

交通と病院は、暮らしの安心を支える両輪です。

交通が維持しにくくなる。
病院の配置や役割が変わる。
通院や移動に不安が出る。
家族の送迎負担が増える。

こうした暮らしの変化につながります。

これからの暮らしでは、


「どこに住むか」より前に、
「どこへ行けるか」
「どう通えるか」
「困った時に支えてくれる仕組みがあるか」


を考える必要があります。

人口減少時代の安心は、交通と病院を抜きには考えにくくなっています。

つづく