こんにちはキャリーライフ中川です。
住宅ローンは、毎月の支出の中でも大きな割合を占めます。
現役時代は払えていても、
50代以降になると考えるべきことが増えてきます。
・定年後の収入
・団信やがん団信の保障
・将来のリフォームや修繕費
・これからの暮らし方
50代から住宅を買う人もいれば、
すでに住宅ローンを抱えている人もいます。
大切なのは、「今払えるか」ではなく、
「老後も無理なく続けられるか」です。
今回は、50代から考えたい住宅ローンの基本を整理します。

【目次】
1- 住宅ローンは老後の固定費になる
2- 50代から買う人が考えるべきこと
3- すでにローンがある人の見直し
4- 暮らし方と住まいの変化を考える
1- 住宅ローンは老後の固定費になる
住宅ローンは、家計の中で長く続く固定費です。
例えば、
月10万円の返済=年間120万円。
10年続けば=1,200万円
現役時代の年収が600万円なら、
年間120万円の返済は20%です。
定年後に収入が300万円になれば、
同じ120万円でも40%になります。
支払額は変わらなくても、
家計への重さは大きく変わります。
住宅ローンは月々の金額だけでなく、
何歳まで支払うのかを確認することが大切です。
2- 50代から買う人が考えるべきこと
50代から住宅を購入する場合、
完済年齢が重要になります。
例えば、
55歳で25年ローンを組む=完済は80歳
この場合、定年後もローンが続く前提になります。
退職金や再雇用収入を見込んで計画する方法もあります。
ただし、医療費、介護費、車の買い替え、家の修繕など、
老後には別の支出も出てきます。
50代からの住宅購入では、
「借りられる金額」ではなく、
「老後も払える金額」で考える必要があります。
3- すでにローンがある人の見直し
すでに住宅ローンがある人は、
50代で一度見直すことが大切です。
確認したいのは、
残債、毎月返済額、完済年齢の3つです。
例えば、
残債1,500万円、月返済10万円=完済予定75歳
この場合、定年後に返済が残る可能性があります。
ここで考えたいのが、繰り上げ返済です。
手元資金を減らしすぎると、
将来の修繕費や医療費に対応しにくくなります。
繰り上げ返済は、正解かどうかではなく、
残すお金とのバランスで考えることが必要です。
4- 暮らし方と住まいの変化を考える
住宅ローンを考えるとき、
見落とされやすいのが暮らし方の変化です。
・子どもが独立する
・夫婦2人になる
・階段が負担になる
・車の運転を控える
50代以降は住まいに求めるものが変わります。
さらに、築20年、30年を迎える家では、
外壁、屋根、水回りなどの修繕も必要になります。
修繕費として、
一度に100万円以上かかるケースもあります。
住宅ローンだけを返す計画ではなく、
住み続けるための費用まで含めて考えることが大切です。
住宅ローンは、家を買うためのお金ではなく、
暮らしを続けるための計画です。
50代からは、
月々の返済、完済年齢、団信、修繕費、暮らし方を
一緒に考える必要があります。
「今払える」だけではなく、
「老後も続けられるか」。
この視点を持つことで、
住宅ローンの見え方は大きく変わります。
次回は、団信・がん団信について、
住宅ローンに付く保障の考え方を整理します。
つづく