こんにちはキャリーライフ中川です。
実家じまいで困る家財整理の現実
実家や戸建ての片付けで、
最初に驚くのが「物の量」です。
普段見えている家具や家電だけでなく、
押入れ、納戸、物置、天袋、庭先の倉庫まで含めると、
想像以上の家財が残っています。
「少し片付ければ終わる」と思っていたのに、
実際には数日では終わらない。
戸建てに物が多く残る理由と、
将来的に困ることを整理します。

【目次】
1- 戸建ては物がたまりやすい
2- 物が多いと何に困るのか
3- 将来の実家じまいで費用が増える
4- 早めに考えるべき片付けの視点
1- 戸建ては物がたまりやすい
戸建ては、マンションに比べて
収納場所が多い傾向があります。
押入れ、階段下収納、納戸、物置、車庫、庭の倉庫など、
物を置ける場所がいくつもあります。
そのため、使わなくなった物を
「とりあえず置いておく」ことができてしまいます。
これが10年、20年と続くと、
家の中には想像以上の家財が積み上がります。
例えば4LDKの戸建てでは、
実際に片付けを始めると、見えている物の
1.5倍から2倍の量が出てくることもあります。
特に、布団、食器、贈答品、衣類、古い家電は
多く残りやすい家財です。
2- 物が多いと何に困るのか
物が多いと、まず日常生活に影響します。
廊下や部屋に物が増えると、
移動しにくくなり、転倒のリスクも高まります。
高齢になると、少しの段差や荷物でも危険になります。
床に物が置かれているだけで、つまずきやすくなるためです。
また、必要な書類や通帳、保険証券、不動産関係の資料が
どこにあるか分からなくなることもあります。
物が多い家ほど、大事なものを探す時間が増え、
いざという時に手続きが遅れやすくなります。
3- 将来の実家じまいで費用が増える
物が多い家は、将来の実家じまいでも
費用が増えやすくなります。
家財処分は、量が増えるほど費用も上がります。
目安として、
軽トラック1台分で約2万〜5万円。
2トントラック1台分になると、
約8万〜15万円かかるケースもあります。
戸建て一軒分になると、
家財整理だけで10万〜30万円以上にも。
さらに家電リサイクル対象品や
大型家具が多い場合は、追加費用が発生します。
「物を残しておくこと」は、
将来の家族に費用と判断を残すことにもつながります。
4- 早めに考えるべき片付けの視点
片付けは、一気にやろうとすると進みません。
・使っている物
・思い出として残す物
・処分する物
分けることが大切です。
大事なのは、親が元気なうちに確認することです。
本人にしか分からない物、
思い入れのある物、重要書類などは、
後から家族だけで判断するのが難しくなります。
毎月1か所だけでも整理すれば、1年で12か所進みます。
押入れ、食器棚、納戸、物置と、
場所を決めて少しずつ進める方が現実的です。
戸建ての物の多さは、単なる片付けの問題ではありません。
高齢期の安全、家族の負担、実家じまいの費用に直結します。
物が多い家ほど、将来の判断は難しくなります。
だからこそ、元気なうちに少しずつ整理しておくことが大切です。
つづく