こんちはキャリーライフの中川です。
家の中にはたくさんの“モノ”があります。
これは手放せない、大切にしたいと思うものは何でしょうか。
ある全国調査をもとにした「家にある大切なものランキング」
アンケート調査では、
「物としての価値」よりも
「思い出・つながり」が重視される傾向にあるようです。

◇ 大切なモノ1位は写真アルバム
終活関連の調査(全国20~70代対象)
順位 | 項目 | 回答率(複数回答) |
---|---|---|
1位 | 写真・アルバム | 68.2% |
2位 | 手紙・日記・メモ | 51.7% |
3位 | 家族の形見・記念品 | 44.3% |
4位 | 子どもの作品や通知表 | 33.9% |
5位 | 宝石・腕時計など貴金属 | 27.1% |
6位 | 書籍・趣味のコレクション | 22.5% |
7位 | 高価な家具・家電 | 14.6% |
上位を占めるのが「お金で換算できないもの」である点です。
◇ 値段より記憶や感情が価値になる
写真や手紙、子どもの作品などは、
他人にとってはただの紙や物でも、
本人や家族にとっては「人生の記録」そのものです。
終活や実家じまいを進める中で、
「これは残しておきたい」と思うのもは、
心が動くモノであることが多いのです。
一方で、家具や家電といった高価な動産は、
使用頻度が下がると一気に価値を失う傾向にあります。
整理の基準は“値段”ではなく、
今も気持ちを動かすかが大切なのです。
◇ 大切なものこそ、残し方を考えておく
写真アルバム、手紙、形見など、
捨てられないけれど
かさばる・劣化する・家族に伝わらないという課題もあります。
残し方の工夫も大事です:
- 写真のデジタル化(スキャン保存/クラウド管理)
- 思い出の品を撮影して「想い出アルバム」として共有
- 手紙やエピソードをまとめた“自分史ノート”
- 実家想い出フィルムのような映像記録化サービスも拡大中
残し方までセットで考えることで、
大切なモノがより意味ある形で未来へつながります。
たくさんのモノの中で、本当に大切に思えるものはごくわずか。
つづく