こんにちはキャリーライフ中川です。
終活という言葉が広まり、
「エンディングノート」は、
医療や介護、財産の希望を伝える手段として有効です。
相続後に家族が困るのは、
・ その家をどうするか?
・ どこに何があるか?
という現実的な「家と暮らしの整理」が大変です。
家や不動産の情報整理についてお伝えします。

◇ エンディングノートには書ききれない、家のこと
エンディングノートは、
医療・介護・相続・交友関係・終末の希望など
幅広いテーマを扱う分、1項目ごとの記入スペースが限られがちです。
不動産に関する情報は多岐に渡ります。
・ 土地の名義、境界
・ 建物の評価額、リフォーム歴
・ 住宅ローンの残債
・ 空き家になったあとの扱い
家のことは後回しになってしまいがちです。
◇ 家・土地・実家の情報整理には「専用ノート」を
住まいに特化したエンディングノート
キャリーライフでは「実家じまいノート」を提案しています。
実家や所有不動産の現状や
将来の希望・家族との共有事項をまとめておく専用ノートです。
たとえば:
- 実家の築年数、増改築履歴、登記情報
- 修繕の履歴や今後の心配点
- 相続時に残したい希望(売却・賃貸・継承など)
- どこに何があるか(権利証・図面・契約書類)
こうした情報がまとまっているだけで、
家族は相続や空き家問題に直面したときの
負担を大きく減らすことができます。
◇ モノではなく暮らしを残すという視点で
家は単なる資産ではなく、
「家族の記憶」や「暮らしの軌跡」が詰まった場所です。
どう残すか、誰が引き継ぐのかは、感情や思い出と深く関わってきます。
その家に誰が住むのか、売るのか残すのか、何をどこに伝えるのか
“モノの整理”ではなく、“情報と想い”を残すことが、
これからの備え方の鍵になってきています。
つづく