こんにちはキャリーライフ中川です。
デジタル時代の相続準備
通帳はアプリ。
証券はネット口座。
写真もデータ。
財産の多くがデジタル化している今、
遺言だけが紙の世界に止まっています。
で遺言はこれからデジタル化されるのでしょうか。

【目次】
1- デジタル遺産が急増している
2- 電子遺言は認められているのか
3- パスワード問題の現実
4- 今できるデジタル対策
1- デジタル遺産が急増している
いま、相続で増えているのが
デジタル遺産です。
・ネット銀行口座
・証券口座
・仮想通貨
・サブスク契約
・クラウド保存データ
例えば、
ネット証券口座を複数持つケースも珍しくありません。
資産総額が1,000万円でも、
家族が口座の存在を知らなければ
見えない財産になります。
紙の通帳が減るほど、相続の難易度は上がります。
2- 電子遺言は認められているのか
現行制度では、完全な電子遺言は一般化していません。
PDFで保存しただけでは、
正式な遺言としては認められません。
現時点では、紙の遺言が原則です。
ただし、
法務局の保管制度や、
制度のデジタル化は進んでいます。
将来的に電子化の議論は進む可能性がありますが、
今は紙+補助的データ整理が現実的です。
3- パスワード問題の現実
実務で一番困るのは、
IDとパスワードが分からないことです。
相続人が金融機関に問い合わせても、
本人確認が厳しく、時間がかかります。
解約できないサブスクが
月数千円でも年間では数万円になります。
「資産」より「情報」が重要な時代です。
4- 今できるデジタル対策
今できることは3つです。
① 口座一覧を紙で残す
② ID管理方法を家族に伝える
③ 遺言と合わせて資産目録を整理する
実家の不動産とデジタル資産を
同時に整理しておくことが重要です。
紙だけ整っても、オンライン資産が抜ければ
相続は混乱します。
遺言はまだ紙が基本です。
しかし財産は急速にデジタル化しています。
これからの相続準備は、
・紙の遺言
・法務局保管
・デジタル資産整理
この3点セットが現実的です。
見える財産と見えない財産を
一度棚卸しすることが大切です。
つづく