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こんにちはキャリーライフ中川です。

賃貸と持ち家、どちらが得か?という問いは、

昔から議論されてきました。

人生100年時代を迎え、働き方や家族構成が多様化するなかで、

答えは一律ではありません。

賃貸には柔軟性があり、持ち家には資産としての安定感がある

それぞれの特徴を整理し、

実家じまいを含めたこれからの住まい方をお伝えします。

1-1 賃貸のメリットとリスク
1-2 持ち家のメリットとリスク
2-1 ライフステージによる適性の違い
2-2 老後の安心と住宅資産の関係

賃貸住宅の最大の利点は自由度です。

転勤や転職、家族構成の変化に合わせて住み替えが容易

初期費用も持ち家に比べて抑えられます。

若い世代や単身者にとって、

必要な時に必要なだけ住むスタイルは合理的。

賃貸は家賃を払い続けても資産になりません。

老後、収入が減ったときに家賃負担が

大きな不安要素となる点がリスクです。

持ち家は、ローンを完済すれば居住コストを抑えられ、

資産として残すことができます。

家族の拠点としての安心感も大きな魅力です。

持ち家比率が依然として60%台後半を維持しており、

老後の暮らしを支える住宅資産としての役割は重要です。

持ち家は修繕費や固定資産税といった維持費がかかります。

人口減少地域では資産価値が下落し、

売りたいときに売れないリスクも避けられません。

賃貸と持ち家の選択は、

年齢やライフステージによっても変わります。

  • 20〜30代:転職・転勤の可能性が高く、賃貸が柔軟
  • 40〜50代:子育て期、生活拠点を固める時期で持ち家のメリットが大きい
  • 60代以降:ローン完済後の持ち家は安心材料になる一方、空き家化リスクも

人生のどの段階にあるかによって選択は変わります。

老後の住まいを考えると、

持ち家があることは安心につながります。

売却や賃貸に回す場合でも、

現金化できる手段があるのは大きな強みです。

逆に、賃貸生活を続ける場合には、

年金収入で家賃を払い続けられるかどうかが課題になります。

老後の住まいは住宅資産の有無で安心感が変わるといえるでしょう。

賃貸と持ち家には、それぞれにメリットとリスクがあります。

どちらが有利かではなく

自分のライフステージや将来像に合っているかが重要です。

実家じまいを考える際には、

親世代の持ち家をどう活用・整理するかが

子世代の住まい方にも影響します。

住まいの選択は、世代を超えて家族全体の課題なのです。

つづく