こんにちはキャリーライフ中川です。
年末にやるべき住まい点検のポイント
床を拭き、窓を磨き、キッチンを整える。
もちろんそれも大切ですが、
40〜60代が住む家では、
掃除=見た目をきれいにする作業では
足りない段階に入っています。
築10年、20年、30年。
家は築年数によって、
傷み方も、見るべきポイントが変わります。
年末は、家と向き合う絶好のタイミング。
築年数別に掃除と一緒に確認しておきたい
家の健康状態を整理します。

【目次】
1 築10年までの家で意識したい掃除と点検
2 築20年前後で見落としがちな劣化のサイン
3 築30年以上の家に必要な「安全目線」
4 年末掃除を「家の健康診断」に変える考え方
1 築10年までの家で意識したい掃除と点検
築10年までの家は、外観もきれいで、
大きな不具合が出にくい時期です。
「まだ新しい」「問題ない」と思いがちですが、
実はこの時期こそ差がつき始める分岐点でもあります。
特に年末に意識したいのは、
・浴室、洗面所の湿気
・サッシ周りの結露跡
・換気扇やレンジフードの油汚れ
・基礎や外壁の汚れやコケ
これらは単なる汚れではなく、
将来の劣化の入り口です。
水気や油汚れは、放置すると
内部の傷みにつながります。
築浅のうちに汚れをためない習慣を
作れるかどうかで、
20年後、30年後の修繕費に大きな差が出ます。
2 築20年前後で見落としがちな劣化のサイン
築20年を過ぎると、
家は一気に老朽化するわけではありません。
問題は、静かに、確実に傷みが進むことです。
年末掃除の際に、ぜひ確認してほしいのは、
・外壁の色あせやひび割れ
・コーキング(目地)の割れ
・雨どいのズレや詰まり
・床のたわみ、きしみ
特に外回りは、普段あまり見ないため
劣化に気づきにくい場所です。
掃除ついでに眺めるだけでも、
早期発見につながります。
壊れてから直すのではなく、兆候で手を打つ
という考え方です。
3 築30年以上の家に必要な「安全目線」
築30年以上になると、
掃除の意味は大きく変わります。
美観よりも、この家は安全かという
視点が重要になります。
確認したいのは、
・天井や壁のシミ(雨漏りの兆候)
・建具の開閉不良
・床の沈み込み
・塀や外構のぐらつき
これらは、地震や台風時にリスクになる要素です。
年末年始は家族が集まりやすい時期でもあり、
家の状態を共有する良い機会でもあります。
まだ住めると安全に住めるは別物。
この視点を持つことが、将来の後悔を防ぎます。
4 年末掃除を「家の健康診断」に変える考え方
年末掃除を、単なる行事で終わらせないことが大切です。
掃除しながら、
・ここはいつ直したか
・次にお金がかかりそうな所はどこか
・この家にいつまで住む想定か
こうしたことを考えるだけで、
掃除は家の健康診断に変わります。
きれいにすることは、守ること。
守ることは、将来を考えること。
年末は、その第一歩に最適なタイミングです。
つづく