こんにちはキャリーライフ中川です。
40〜60代が移住を考え始めた理由
総務省が発表した2024年度の移住相談件数
43万件と過去最多。
相談窓口は全国179か所に増え、
地方自治体もSNS活用や移住イベントを強化した結果、
問い合わせが年々増えています。
移住と言うと「若い家族」「子育て世帯」
中心のイメージがありますが、
最近は40〜60代の第二の人生を
見据えた移住希望者が増加。
都市部で働き切った世代が、
老後の暮らし方や住まいのあり方を再考し始めています。

【目次】
1-1 移住相談が急増する背景
1-2 40〜60代が移住を検討し始めた理由
2-1 どの地域で移住希望が増えているのか
2-2 移住先で求められる“生活インフラ”とは
1-1 移住相談が急増する背景
総務省の速報値では、
2024年度の移住相談は43万810件(前年比増)
コロナ禍以降、テレワーク普及で地方検討が広がりましたが、
近年の特徴は自治体側の積極的な働きかけ
具体的には、
・移住フェア、オンライン説明会
・SNSでの情報発信
・お試し住宅の提供
・移住支援金の拡充(最大100万円以上の自治体も)
移住が特別なものではなく、
情報を取りに行けば比較検討できる時代
相談者の裾野が大きく拡大しています。
1-2 40〜60代が移住を検討し始めた理由
移住といえば若い世帯の選択でした。
今は40〜60代の相談者が顕著に増えています。
理由は大きく3つ。
① 都会での老後資金・住宅維持コストの高騰
家賃や固定費の高さ、物価上昇は老後の生活設計に直結します。
地方は生活コストが1〜2割低いと言われる地域もあります。
② 実家・空き家の活用が課題に
この世代は「親の家」をどうするか避けられない世代。
移住=実家活用、自宅売却とのセットで考える人も増えています。
③ 夫婦2人・単身になった後の暮らしやすさ
広い家が必要だった子育て期が終わり、
生活サイズを見直す時期”に入るため、
環境重視で移住を検討する人が増えています。
2-1 どの地域で移住希望が増えているのか
相談件数が多いのは次の地域です。
・長野県:2万5891件
・福島県:2万505件
・宮崎県:1万9245件
・広島県:9382件
都市部へのアクセスが良く、
自然環境が魅力の県が上位に。
また、中規模都市への移住
が増えているのも特徴です。
理由は、
・病院、買い物が近い
・車がなくても暮らせる
・再就職先が確保しやすい
生活インフラの充実を重視する
傾向が強いと言われています。
2-2 移住先で求められる“生活インフラ”とは
移住で最も重要なのは、環境の良さよりも
生活が成立する仕組みがあるか です。
具体的には、
・医療機関の距離
・公共交通の有無
・買い物環境
・自治会・地域コミュニティ
・住まいの維持管理(除雪、草刈りなど)
特に医療アクセスは40〜60代以降の暮らしにとって重要で、
移住後の満足度と住み続けやすさに直結します。
自治体の移住イベントが増えたことで、
生活インフラを事前に確認できる環境も整いつつあります。
移住は憧れだけではなく、
生活・健康・資産の見直しと
セットで考える選択肢へと変化しています。
つづく