こんにちはキャリーライフ中川です。
自然・文化・人のつながりが持つ力
都市への人口集中が進む一方で、
田舎にはまだ多くの資源が眠っています。
森林や農地、祭りや伝統文化、
高齢者の持つ知恵や技術。
地域資源をどう活かすかは、
空き家問題や実家じまいとも深く関わっています。
田舎が持つ自然・文化・人の資源
改めて見直し、その価値を整理します。

【目次】
1-1 森林・水・農地といった自然資源の価値
1-2 伝統文化や祭りがもつ地域ブランド力
2-1 高齢者の知恵や暮らしの技術を資源化する視点
2-2 地域資源と空き家活用のつながり
1-1 森林・水・農地といった自然資源の価値
日本の国土の約7割は森林に覆われています。
田舎の地域には、
手つかずの自然が多く残されており、
水や木材、農地といった資源は大きな価値を持っています。
農業従事者の高齢化や後継者不足で活用が難しくなり、
荒廃農地や放置林が増加しているのが現状です。
手を入れなければ資源は資源でなくなる
1-2 伝統文化や祭りがもつ地域ブランド力
田舎の祭りや伝統芸能は地域の誇りであり
外部から人を呼び込む力を持ちます。
例えば、全国には100年以上続く秋祭りは
観光資源として活用され、
地域の交流人口増加につながっています。
文化や祭りは無形の資源であり、地域のブランド力を高める
2-1 高齢者の知恵や暮らしの技術を資源化する視点
田舎には、生活の中で培われた技術や
知恵が数多く残されています。
農作業の工夫や保存食の知識、
木材の扱い方など、
現代の暮らしでは得られにくい知恵です。
暮らしの技術を地域資源として未来につなぐ
取り組みが重要となっております。
2-2 地域資源と空き家活用のつながり
田舎の空き家を拠点に、
地域資源を体験できる場をつくる動きも広がっています。
古民家を改修して農業体験や
食文化体験の場にすることで、
観光と地域資源が結びつきます。
空き家は放置すれば負担ですが、
地域資源と掛け合わせれば、新しい価値を生む拠点になる
田舎の地域資源を活かすか、放置するか
未来は大きく変わります。
空き家や実家じまいを考えるとき、
地域資源との結びつきを意識することで、
新しい可能性が広がります。
つづく