こんにちはキャリーライフ中川です。
実家の片付けや空き家の話は、
不思議と「急ぎではない話」として
後回しにされがちです。
日常生活に大きな支障が出るわけでもなく、
今すぐ困る問題ではない。
気づけば、数年、あるいは10年以上そのまま、
というケースも珍しくありません。
ただ、時間が経つほど、
家の問題は「物理的」ではなく
気持ちの整理が難しい問題に変わっていきます。
なぜ実家は時間が経つほど動かしづらくなるのか。
想い出を抱えたままでも家を前に進めるには
どんな考え方が必要なのかを整理していきます。

【目次】
1- 「捨てる」から始めない実家整理
2- 想い出はモノではなく情報として残す
3- 家が動く人・止まる人の決定的な違い
4- 想い出と向き合いながら家を動かすために
1- 「捨てる」から始めない実家整理
実家整理というと、
多くの人が最初に思い浮かべるのが
「捨てる」「処分する」という行為です。
想い出が強い家ほど、
この順番が間違いになります。
調査でも、実家整理が進まない理由の約80%は
感情面が関係しています。
最初にやるべきは
捨てる判断ではなく、残す整理です。
2- 想い出はモノではなく情報として残す
写真・手紙・アルバムが
最も処分に躊躇される理由は、
「モノ」ではなく
そこに詰まった時間や関係性にあります。
最近は、
・写真をデータで保存
・家の中を記録として残す
・暮らしの空間を形として残す
といった方法を選ぶ人が増えています。
想い出を保管する対象から、引き継ぐ情報へ
変えることで、家は次の段階に進みやすくなります。
3- 家が動く人・止まる人の決定的な違い
実家じまいが進む人と、
何年も止まったままの人には
明確な違いがあります。
それは、「家をどうするか」より先に
想い出をどう残すかを決めているかです。
逆に、この順番を飛ばしてしまうと、
売却も、解体も、活用も
すべて途中で止まります。
家が止まっているのではなく、
気持ちが止まっている状態です。
4- 想い出と向き合いながら家を動かすために
・親の家
・自分たちの家
この2つを同時に考える世代です。
今できる現実的な一歩は、
「全部決めること」ではありません。
・家の中を記録として残す
・想い出の優先順位をつける
・家族と共有できる形にする
これだけでも、実家は止まった家から
動かせる家に変わります。
想い出があるから、
実家は簡単に片付けられません。
でも、想い出があるからこそ、
残し方を先に考える必要があります。
捨てる前に残す。
壊す前に記録する。
この順番を守ることで、
実家は少しずつ前に進み始めます。
つづく