こんにちはキャリーライフ中川です。
数字で見る実家整理が進まない本当の理由
実家の片付けや空き家の相談を受けていると、
多くの方が口にされるのが
「分かっているけど、手がつけられない」
という言葉です。
費用や手間の問題と思われがちですが、
実はもっと大きな理由があります。
それが 「想い出」 です。
なぜ実家整理が進まないのか?

【目次】
1- 空き家が放置される理由は「想い出」が大きい
2- データで見る“片付けられない実家”の実態
3- 片付けで一番つらいのはモノではない
4- 想い出を守ることと、家を前に進めること
1- 空き家が放置される理由は「想い出」が大きい
空き家を放置している理由の調査では、
最も多いのが
・家具や道具の整理ができない 35%
・将来自分や家族が使うかもしれない 25%
・建物に愛着があり手放せない 20%
という結果があります。
費用が高いから放置しているという理由は
15% にとどまっています。
つまり、約8割は感情が理由 で、
空き家は止まっているということです。
2- データで見る“片付けられない実家”の実態
実家の片付けで、
「処分に一番躊躇したものは何か」
という調査で最も多かったのが
写真・手紙・アルバム です。
次に
・人形・ぬいぐるみ
・仏壇・神棚
・衣類・着物
家具や家電は意外にも下位にあります。
家そのものより、
そこに詰まった記憶が重い
という現実が見えてきます。
3- 片付けで一番つらいのはモノではない
実家整理が進まない理由は、
「捨てる作業」ではありません。
・この写真を捨てたら、思い出も消える気がする
・親の人生を否定するようでつらい
・二度と同じ場面は撮れない
こうした感情が、手を止めます。
家がなくなってからでは、
写真も、空間も、空気感も
二度と取り戻せません。
4- 想い出を守ることと、家を前に進めること
想い出を大切にすることと、
家を整理することは、
本来、対立するものではありません。
想い出をどう残すかを考えないまま
片付けを始めるから、
心が追いつかなくなります。
家をどうするかを考える前に、
まずは「想い出をどう扱うか」
ここから考えることが、
実家整理を前に進める第一歩です。
実家が片付かない理由の多くは、
費用でも手間でもなく「想い出」です。
数字が示しているのは、
人はモノではなく、
記憶と向き合えずに立ち止まっているという現実です。
つづく