こんにちはキャリーライフ中川です。
親の家について考え始めると、
必ず一度は浮かぶ疑問があります。
これは、親の問題なのか?
それとも自分の問題なのか?
親が元気なうちは、
・まだ親が住んでいる家
・親が決めること
と思いたくなるものです。
あるタイミングで実家の問題は、
確実に子ども世代へ移ってきます。

【目次】
1- 判断のバトンは必ず渡る
2- 相続より前に始まる負担
3- 兄弟姉妹で起きやすいズレ
4- 自分の立ち位置を決める
1- 判断のバトンは必ず渡る
親が元気なうちは、
家に関する判断は親が行います。
しかし、年齢が75歳、80歳を超えた頃から、
体調や判断力に変化が出てくると
家の判断は一気に子ども世代へ渡されます。
・修繕するかどうか
・介護サービスをどうするか
・住み続けるのか
別の選択をするのかなど。
本来は時間をかけて考えるべきことですが、
準備がないと短期間で決める状況になります。
実家の問題は、相続よりも前に、
判断の責任として自分の前に現れます。
2- 相続より前に始まる負担
多くは、相続のときに考えればいいと思っています。
しかし実際には、
相続の5年〜10年前から負担は始まります。
・固定資産税の支払い
・火災保険の更新
・空き部屋の管理
・設備の不具合への対応
親が一人でできなくなった時点で、
これらは子どもが関わることになります。
さらに、住まなくなった家は劣化が早く、
1年空くだけで傷みが進むこともあります。
相続は最後の手続きであって、
問題の始まりではありません。
3- 兄弟姉妹で起きやすいズレ
実家の問題を難しくする要因の一つが、
兄弟姉妹の立場の違いです。
近くに住んでいる人と、
遠方で数時間かかる場所に住んでいる人では、
見えている現実が違います。
「まだ住める」「そこまで困っていない」という
認識の差が、話し合いを難しくします。
問題が起きてから集まると、
「聞いていない」「知らなかった」という
言葉が出やすくなります。
結論よりも先に、情報を共有することが重要です。
4- 自分の立ち位置を決める
実家の問題で大切なのは、
全部背負うことではありません。
まずは、自分の立ち位置を決めることです。
たとえば、
・親との連絡窓口を1人決める
・兄弟姉妹に現状を共有する役を担う
・判断は家族で行う前提を作る
役割を小さく決めるだけでも、
負担は大きく変わります。
実家の問題は、動ける人に集中しやすいテーマです。
無理なく関わる形を、早めに決めておくことが大切です。
相続の話をする必要はありません。
まずは現状を知り、立ち位置を決める。
それだけで、将来の選択肢は大きく変わります。
つづく