こんにちはキャリーライフ中川です。
青森県沖の地震を受け、
あらためて「実家は大丈夫だろうか」と
心配になった方は多いのではないでしょうか。
実家が築20年、30年、40年と
経過している家庭は注意が必要です。
高齢の親の暮らしと、老朽化が進む建物。
親の家は本当に安全か
見えていない危険と、家族が今すぐできる備え方。

【目次】
1 実家が“高齢者にとって危険な場所”になる理由
2 古い住宅特有の「地震時の弱点」
3 家族が知らない“実家の現実”
4 地震をきっかけに見直す「住まいの備え方」
1 実家が“高齢者にとって危険な場所”になる理由
親世代が住む家は、
多くの場合建てた当時の暮らしに合わせて作られています。
しかし、地震時には次のような理由で危険が増します。
・段差が多い
・トイレや浴室が寒い
・照明が暗く避難経路が分かりにくい
・階段が急で手すりがない
・家具が固定されていない
若い頃には問題のなかった間取りも、
年齢を重ねると一気に危険な家へ変わります。
特に夜間の地震。
高齢者は暗闇での移動が難しく、
転倒・骨折は命に関わる大きな事故につながります。
2 古い住宅特有の「地震時の弱点」
実家の多くは築30年以上で、
旧耐震基準のままのケースが少なくありません。
地震に弱いポイント
1)基礎が弱く揺れが建物全体に伝わりやすい
2)壁量が不足しており横揺れに弱い
3)屋根瓦が重く、倒壊リスクを高める
4)増築や改修がバラバラに行われている
5)シロアリ被害や湿気による劣化が進んでいる
外から見るだけでは分かりにくく、
実家の危険性は“想像以上”ということがよくあります。
高齢の親は「まだ大丈夫」
「家はしっかりしている」と言いがちですが、
家は築年数とともに確実に弱くなる建物です。
特に地震は、見えない劣化を一気に表面化させます。
3 家族が知らない“実家の現実”
40〜60代が見落としがちなのは、
親のできるつもりと実際の安全性のギャップです。
・夜中にトイレまで歩くのが危険
・地震が起きてもすぐに靴を履けない
・家具の転倒で逃げ道が塞がる
・停電時に安全な照明を確保できない
・電話やスマホで連絡できない
親の年齢が上がるほど、
「家の構造」「生活動線」「災害時の判断力」
の3つがそろって弱くなります。
特に、
・一人暮らし
・高齢夫婦のみ
実家が増えており、災害弱者化が進んでいます。
家族が心配しても、親からすると
「まだ自分は大丈夫」という感覚のまま。
この認識のズレが、
地震時の大きなリスクを生みます。
4 地震をきっかけに見直す「住まいの備え方」
実家の安全を確保するために、
家族ができることは意外と多くあります。
1)家具の固定
本棚や食器棚が倒れると、
避難路が完全に塞がれます。
2)寝室の位置を見直す
暗い廊下や階段が近くにあると、
地震時に転倒リスクが高まります。
3)非常灯・懐中電灯の設置
夜間の停電は想像以上に危険です。
4)段差の改善
地震後の避難行動を考えると、
段差は最大の障害になります。
5)耐震診断の検討
築年数の経った家は、
現状を知ることが何よりも大切です。
地震は怖い出来事ですが、
実家の未来を見直す大きなきっかけにもなります。
この家で親はいつまで安全に暮らせるのかを
家族で話す機会にもつなげてほしいと思います。
つづく