こんにちはキャリーライフ中川です。
住宅ローンと家計への現実的な影響
住宅ローンの固定金利が引き上げられるという
ニュースが出ました。
「変動金利じゃないから関係ない」
「今すぐ家を買う予定はない」
そう感じる方もいるかもしれません。
固定金利の上昇は、
これからの住宅市場や家計に、
じわじわと影響を与えます。
固定金利が上がることで
何が変わるのかをお伝えいたします。

【目次】
1- 固定金利はなぜ上がっているのか
2- 毎月返済額はどれくらい変わるのか
3- 住宅購入を考える人への影響
4- 住宅ローン環境が変わる中で考えたいこと
1- 固定金利はなぜ上がっているのか
固定金利は、国債などの長期金利と連動しています。
10年国債利回りは上昇傾向が続いており、
それに合わせて銀行の
固定型住宅ローン金利も引き上げられています。
今回の上昇幅は0.3%前後とされていますが、
住宅ローンではこの数字がそのまま家計に効いてきます。
固定金利は安心を得る代わりに、
金利上昇局面では負担が増えやすい特徴があります。
2- 毎月返済額はどれくらい変わるのか
数字で見てみます。
たとえば、
・借入額:3,500万円
・返済期間:35年
この条件で、金利が
1.5% → 1.8%(+0.3%)
に上がった場合、
毎月の返済額は約5,000〜6,000円増になります。
一見すると小さな差に見えますが、
年間では約6〜7万円、
35年間では200万円前後の差になることもあります。
固定金利は、最初に決まった金利が
そのまま長期間続く点が大きな特徴です。
3- 住宅購入を考える人への影響
固定金利が上がると、
・同じ返済額でも借りられる金額が減る
・住宅価格を下げる調整が必要になる
といった影響が出てきます。
すでに住宅価格そのものが高止まりしている中で、
金利上昇が重なると、
・新築を希望していたが、中古も検討する
・広さや仕様を見直す
といった判断を迫られるケースが増えます。
住宅購入のハードルは、確実に上がっています。
4- 住宅ローン環境が変わる中で考えたいこと
固定金利の上昇は、
どの金利タイプを選ぶかという
テクニックの話だけではありません。
これからは、
・無理のない借入額はいくらか
・返済期間をどう考えるか
・家を“買う”以外の選択肢をどう持つか
といった住まい全体の考え方が重要になります。
金利上昇は、
住宅を新しく持つ方向から、
今ある住まいをどう活かすかへ
意識を向けるきっかけにもなります。
金利は選べませんが、
借り方・住み方・持ち方は選べます。
つづく