こんにちはキャリーライフ中川です。
「家の出口」を決めないまま迎えるリスクがあります。
単身高齢者が増える中で、
近年とくに目立っているのが
相続をきっかけに一気に表面化する家の問題です。
親が一人で暮らしていた家。
亡くなった後、相続人が複数人いる。
誰も住まない。
けれど、どう扱えばいいのか分からない。
こうした相談は年々増えています。
単身高齢者の相続で実際に起きている現実と、
「家の出口」を決めていないことで生じるリスクです。

【目次】
1- 単身高齢者の相続が難しくなる理由
2- 「とりあえず残す」が招く問題
3- 家が資産から負担に変わる瞬間
4- 40〜60代が直面する現実
1- 単身高齢者の相続が難しくなる理由
単身高齢者の相続が複雑になりやすい
・配偶者がいない
・子どもが複数いる、または遠方に住んでいる
・家についての意思が共有されていない
・遺言がない
この状態で相続が発生すると、
「家をどうするか」だけが宙に浮く
ことになります。
現金や預貯金は分けやすくても、
家は分けられません。
結果として、話し合いが長引き、判断が先送りされます。
2- 「とりあえず残す」が招く問題
相続直後によくあるのが、
「急がなくていいから、しばらくそのままにしておこう」
という判断です。
しかしこのとりあえずが、後に大きな問題を生みます。
・管理する人が決まらない
・固定資産税だけがかかり続ける
・劣化が進み、価値が下がる
・近隣からの苦情が出る
・売るにも貸すにも難しくなる
時間が経つほど、
家は決めづらい存在から
誰も触れたくない存在へ変わっていきます。
単身高齢者の家ほど、
この流れに入りやすいのが現実です。
3- 家が資産から負担に変わる瞬間
多くの人は、家=資産
というイメージを持っています。
しかし相続後の家は、
・使わない
・収益を生まない
・管理費だけがかかる
という状態になると、明確に“負担”へ変わります。
特に築年数の古い家では、
・耐震性
・老朽化
・修繕費
といった問題が重なり、
「売れない」「貸せない」「壊すにも費用がかかる」
という三重苦に陥ることも珍しくありません。
4- 40〜60代が直面する現実
単身高齢者の相続問題は、
40〜60代にとって他人事ではありません。
・親が一人暮らし
・実家に誰も住んでいない
・家の話を避けてきた
こうした条件がそろうほど、
相続時の負担は大きくなります。
さらに忘れてはいけないのは、
自分自身も将来単身高齢者になる可能性が高い
という事実です。
親の家で起きている問題は、
数十年後の自分の姿でもあります。
つづく