こんにちはキャリーライフ中川です。
寒さのもとと現実的な対策
冬になると、暖房をつけているのに寒い
足元が冷えて動きづらいと感じる家は少なくありません。
寒さは単なる不快感ではなく、
体への負担へと変わって行きます。
住宅の寒さは気温や暖房器具の
性能だけが原因ではありません。
家そのものが寒さをつくり出している
ケースが非常に多いのです。

【目次】
1- 冬の室内温度はどれくらい下がっているのか
2- 日本の住宅が寒くなりやすい理由
3- 寒さを生む3つの構造的原因
4- 費用をかけすぎない現実的な対策
1- 冬の室内温度はどれくらい下がっているのか
冬場、日本の住宅では暖房をつけていない
部屋の室温が10℃以下になることも珍しくありません。
築30年以上の住宅では、
・リビング:18〜20℃
・廊下、脱衣所:8〜12℃
という状態がよく見られます。
8〜10℃の温度差が、体に大きな負担をかけます。
人の体は、急激な温度変化にさらされると
血圧が上下しやすくなり、
疲労感や冷えを感じやすくなります。
寒さは外の問題ではなく、家の中の問」です。
2- 日本の住宅が寒くなりやすい理由
日本の住宅は長い間、夏の暑さ対策を優先してきました。
断熱性能に関する基準は
欧米より遅れて整備されてきました。
築30年〜40年以上の住宅では、
・断熱材が入っていない
・入っていても性能が低い
・窓が単板ガラス
といった状態が今も多く残っています。
暖房を入れても熱が逃げやすく、室温が安定しません。
3- 寒さを生む3つの構造的原因
住宅の寒さは、主に3つの場所から生まれます。
1つ目は窓です。
住宅の熱は、窓から約50%逃げるとされています。
2つ目は床と足元です。
床が冷たい家では、体感温度が2〜3℃低く感じられます。
足元の冷えは、全身の冷えにつながります。
3つ目は部屋ごとの温度差です。
リビングと脱衣所の温度差が大きいほど、
寒さを強く感じるようになります。
この差が、冬の暮らしをつらくします。
4- 費用をかけすぎない現実的な対策
寒さ対策というと、
大規模なリフォームを思い浮かべがちですが、
必ずしもそうではありません。
まずは、
・厚手のカーテン
・内窓の設置
・床にラグや断熱シートを敷く
といった方法でも効果があります。
特に窓対策は費用対効果が高く、
室内の体感温度が1〜2℃改善するケースもあります。
重要なのは、家全体を一度に変えることではなく、
寒さの原因から順に対策することです。
住宅の寒さは、住む人の我慢の問題ではありません。
構造と性能によって生まれるものです。
寒さの原因を知り、現実的な対策を取ることで、
今の家でも快適さは十分に改善できます。
つづく