こんにちはキャリーライフ中川です。
住宅価格高騰時代の上手な活用法
長期固定金利型ローンフラット35
2025年は利用件数が
前年同期比+18%と増加しています。
ただ、変動金利より高い・手数料がかかるなど
メッリトばっかりではありません。
実際にどんな人に向いている制度なのか?
判断が難しいという声もあります。
住宅価格が上がり続ける今の時代における
フラット35の活かし方をお伝えします。

【目次】
1-1 フラット35の基本的なメリット
1-2 注意すべきデメリットと落とし穴
2-1 高騰時代に“固定”を選ぶ理由
2-2 金利上昇期の賢い使い方
1-1 フラット35の基本的なメリット
最大の特徴は、
返済中の金利が変わらないという安心感です。
景気や物価の影響を受けず、
完済まで同じ返済額で計画を立てられます。
民間銀行の審査よりも基準が明確で、
勤続年数・職種にかかわらず利用しやすいのも利点。
住宅金融支援機構の統計によると、
40代・50代の利用者が全体の46%を占め、
再スタート世帯・転職後の購入層にも選ばれています。
省エネ住宅や子育て支援住宅に対しては、
金利優遇(最大−0.5%)が適用される制度もあり、
長期的な家計防衛策として注目されています。
1-2 注意すべきデメリットと落とし穴
フラット35にもデメリットがあります。
変動金利に比べて金利が高い
(2025年10月時点で約1.9〜2.0%)
同じ3,000万円の借入でも、
変動金利0.5%との差で
総返済額は約400〜500万円の差が出ることもあります。
保証料は不要ですが、融資手数料(借入額の約2%)
物件検査費が別途発生します。
団体信用生命保険(団信)の内容が限定的で、
民間銀行より保障が薄いケースも。
低金利期には割高に見える点が、
利用者の迷いにつながっています。
2-1 高騰時代に“固定”を選ぶ理由
なぜ今、フラット35が再注目されているのでしょうか。
その理由は、
住宅価格と金利が同時に上昇しているからです。
2025年の全国平均新築戸建て価格
4,980万円(前年比+4.2%)、
首都圏では6,000万円を超え、
マンション価格は過去最高を更新しています。
家計に占める住宅ローン返済比率(返済負担率)は、
平均で27.8%→31.5%へと上昇。
将来の金利上昇を見越して、
今の金利で固定するという
安心感が重視されているのです。
2-2 金利上昇期の賢い使い方
金利上昇期には、どの金利タイプで借りるかよりも、
どう組み合わせるかが重要です。
たとえば、
・一部をフラット35(固定)で安定化
・残りを短期の変動金利で柔軟に対応
といったミックスローンが効果的です。
住宅ローン控除の対象期間(最大13年)を活用すれば、
初期負担を抑えつつ安定的に返済できます。
固定は安心、変動は柔軟
両者のバランスを取ることが家計防衛の鍵。
フラット35は、単独で使うよりも
金利分散戦略の一部として活用するのが現実的です。
すべての人に万能ではなく、
ライフプランに合わせた金利戦略が不可欠です。
・安定を重視する人は固定金利中心に
・柔軟性を求める人は変動と併用で
金利の時代、住宅ローンは借りるではなく
設計するものへ。
フラット35の特性を理解し、
自分の暮らしに合った使い方を選びましょう。
つづく