こんにちはキャリーライフ中川です。
見えない財産が遺族の重荷になる時代
「デジタル遺産」「デジタル遺品」
という言葉を耳にする機会が増えてきました。
・写真や動画
・メール
・ネット銀行
・サブスクリプション
・暗号資産。
これらはすべて、形のない財産や情報です。
「自分はそこまでデジタルに依存していない」
と思いがちですが、
実際には日常生活の多くが
スマートフォンやネットサービスに支えられています。
デジタル遺産が急増しているのか、
その背景をお伝えいたします。

【目次】
1 デジタル遺産とは何を指すのか
2 なぜ今、問題として表面化しているのか
3 遺族にとって何が一番困るのか
4 40〜60代が当事者になる理由
1 デジタル遺産とは何を指すのか
デジタル遺産とは、
故人が残したデジタル上の情報や権利
契約関係の総称です。
代表的なものには、
・スマートフォン内の写真や動画
・メールや連絡先
・SNSや交流サイトのアカウント
・ネット銀行、証券口座
・電子マネー、ポイント
・暗号資産
・動画配信や音楽などのサブスクリプション
これらは通帳や現金のように
目で見て分かるものではなく、
本人しか把握していない
ケースが非常に多いのが特徴です。
2 なぜ今、問題として表面化しているのか
デジタル遺産が問題化している理由は、
利用者が増えたからではありません。
・スマホ1台に生活情報が集中している
・パスワードや生体認証で他人が触れない
・契約内容が紙に残らない
・解約手続きが複雑
これらが重なり、
存在は分かるが、どう扱えばいいか分からない
という状態が生まれています。
「スマホをすぐに解約しないで」
「生前にパスワードを共有して」
と注意喚起されていますが、
実際には多くの家庭で準備が進んでいません。
3 遺族にとって何が一番困るのか
遺族が最も困るのは、
何があるのか分からないことです。
・ネット銀行にお金が残っているか分からない
・サブスクが継続課金されている
・暗号資産の存在は聞いていたがアクセスできない
・大切な写真が見られない
さらに、
・勝手に操作していいのか分からない
・不正アクセスにならないか不安」
という心理的な負担も大きくなります。
相続の問題というより、
情報整理の問題と言えます。
4 40〜60代が当事者になる理由
デジタル遺産は、若者だけの話ではありません。
40〜60代は、
・仕事でパソコンやスマホを使い
・資産管理をネットで行い
・趣味や交流もデジタル化してきた
つまり、
アナログとデジタルが最も混在している世代
とも言えます。
まだ先の話と思っているうちに、
家族にとっては分からないものだらけになってしまう。
これが、デジタル遺産問題の本質です。
つづく